Beyond your wall with Drogger

ドロガーで壁を越えよう

サスペンションストロークをパーセント表示する

f:id:bizstation:20180605154305p:plainDroggerのストロークセンサーは光学式で、センサーと対象物の距離をリアルタイムに測定します。

従来は計測値をそのままmm表示していましたが、今回新たに伸びきりからフルボトムを100%としてパーセントで表示できるようにしました。追加された表示方法は以下の2種類です。

  1. ストロークなし(伸びきり)をゼロとしフルボトムを100とする表示
  2. 反対にフルボトムで0%となるストローク残量のパーセント表示

従来の方法も有効ですので、合計3種類の表示方法が選択できます。

1はHRCデータロガーなどとほぼ同じで、沈むとグラフが上に上がります。

f:id:bizstation:20180605115225p:plain
ストローク量 沈むと線が上に上がる

2は従来のDroggerと同じで、沈むとグラフが下に下がります。上図と同じデータですがグラフは逆になります。

f:id:bizstation:20180604195512p:plain
ストローク残量 沈むと線が下に下がる

パーセント表示の使い方

パーセント表示するには、事前に伸びきりとフルボトム時の位置計測が必要です。フルボトム位置を正確に取得するにはスプリングを取り外す必要があります。

伸びきりの計測

  1. スタンド等を使ってフロントサスペンションが伸びきった状態にします。

f:id:bizstation:20180605154517j:plain
伸びきった状態
2. アプリを起動しReady状態にします。 3. メニューから[Sensor Adjust]をタップし[Front Stroke No load]をタップします。 これでフロントサスペンションの伸びきり位置が計測され保存されます。 同様にリアサスペンションも行ってください。

フルボトムの計測

  1. フロントサスペンションのスプリングをはずすなどしてフルボトムした状態にします。

    f:id:bizstation:20180605154716j:plain
    スプリングを取ってフルボトムした状態

  2. アプリを起動しReady状態にします。

  3. メニューから[Sensor Adjust]をタップし[Front Stroke Full bottom]をタップします。 これでフロントサスペンションのフルボトム位置が計測され保存されます。 同様にリアサスペンションも行ってください。

すべての記録値を有効にするために、一度戻るボタンで一度アプリを終了するか、メータ画面で[reset]をタップしてください。

計測値の確認

上記で記録した値を以下の方法で確認できます。

  1. アプリの設定https://www.bizstation.jp/ja/drogger/img/icon_setting.pngを表示します。
  2. [アジャスト値]をタップします。
    記録した値が項目ごとに表示されます。 f:id:bizstation:20180604195713p:plain

ここで、フロントとリアの最大ストローク量を計算してメモしておくとセッティング変更時に便利です。 (最大ストローク量 = 伸びきり値 - ボトム値)

アプリの表示設定

最後にアプリの表示方法を設定します。

  1. アプリの設定https://www.bizstation.jp/ja/drogger/img/icon_setting.pngを表示します。
  2. [ストロークセンサー]をタップします。
  3. 表示方法を選択します。 f:id:bizstation:20180604195625p:plain

表示方法はいつでも変更可能です。過去のデータもここで選択した方法で表示されます。ただし、データに伸びきりやボトム値がない場合 は正しく表示されませんので注意してください。mmでの表示は常に問題なく表示できます。

車高や突き出しの変更

リアの車高やフロントサスの突き出しなどを変更した場合、計測値も変更する必要があります。(リアの場合、ファイナルの変更などリアホイールの位置の変化でも多少変わります) 伸びきり位置の計測は比較的簡単ですが、ボトム位置の計測は大変です。 そこで、伸びきりのみ再計測し、最大ストローク量からボトム値を計算し手入力することができます。

  1. フロントの伸びきりの計測を行います。
  2. 前述したの「計測値の確認」を行います。
  3. 表示されたフロント伸びきりの値から、既知の最大ストローク量を引いて、ボトムの時の値を計算します。
  4. [Front stroke bottom]をタップします。計算した値を入力します。

リアも同様に計算し入力します。

すべての設定を有効にするために、戻るボタンで一度アプリを終了するか、メータ画面で[reset]をタップしてください。

データの情報表示

記録されたデータがどのような設定によってされたかを「データの情報」で確認することができるようになりました。

サスペンションの伸びきりやボトム値なども以下の方法で確認できます。

  1. データ一覧を表示します。
  2. データを選択して長押しします。
  3. マルIマークをタップします。 f:id:bizstation:20180604200114p:plain

  4. データ記録時の様々な情報が表示されます。[フロントストローク伸びきり]~[リアストロークボトム]までの値を確認します。

f:id:bizstation:20180604200136p:plain

最後に

パーセント表示は、センサーの取付位置などの違いを吸収できるため、他のライダーやマシンのデータとの比較がし易くなります。 最初の計測が少々面倒ですが、是非使ってみていただけたらと思います。

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磁気センサーとGPSを使ったハイブリッドラップ検出

f:id:bizstation:20180601180447p:plain

Droggerのラップ計測はGPSではなく磁気か赤外線を使っています。理由はこれらのほうが高精度に計測できるためです。 しかしながら、課題もあります。磁気の確実な検出は、コースのマグネット管理や環境磁場に依存します。

ツインリンクもてぎの本コースでは、なぜか縁石に乗ると磁気反応することがあるようです。
特に2コーナーアウト側と5コーナー進入、最終コーナーアウト側で、磁気センサーが反応することがあります。コース管理の方にも聞いて見ましたが、そこに特に磁気を帯びた設備はないそうです。

考えられるのは、縁石コンクリートの中の鉄筋の磁気です。鉄筋は無破壊検査のために、着磁することもあるそうで、この可能性は高そうです。

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GPSによるマグネット位置判定

Droggerアプリの最新版には、GPSによる検出位置のチェック機能が加わりました。

センサーがラップ検出した際に、事前にわかっているマグネットの位置とコース方向から、距離と進行方向を確認し、そぐわない場合は誤判定として無視します。

これにより最小ラップタイムの設定もより有効に活用できるようになりました。誤検出箇所があると、そこを基準にラップが始まってしまい最小ラップタイムの意味が低下してしまっていました。

ご注意! (2018/06/01現在)
GPSによる位置判定はコースのマグネット情報が必要です。現在のところマグネット情報は限られたコースのみ対応しています。アプリにはツインリンクもてぎ、桶川スポーツランド、堺カートランドの情報が入っています。
その他のコースでの対応を希望される場合は、[お問い合わせ]よりお知らせください。その際、マグネットの位置をお教えいただけると助かります。例:ゴールライン手前3m

使い方

アプリの設定

アプリの[設定]-[ラップタイム]-[GPS検出チェックを使う]をタップしてチェックを付けます。 f:id:bizstation:20180601173949p:plain

また、同時に[ラップタイム]-[最小区間タイム]も一周のタイムより少し速い時間にセットします。

本体ユニットのリビジョン

ツインリンクもてぎで有効に使うには、リビジョン 37以降が必要です。

36までは、本体ユニット内でラップ検出後4秒間は次の検出を無視するようになっていました。しかし、もてぎでは最終コーナー縁石からマグネット位置までがマシンによっては約1秒のため縁石で誤検出があるとマグネットでの検出ができません。

リビジョン 37以降は4秒ではなく0.7秒に変更されました。

現状のところこのリビジョンを必要とするのは、誤検出位置とマグネットが近いツインリンクもてぎのみです。

GPSの精度確認

GPSによるマグネット位置判定は、GPSの精度に依存します。GPSの精度が悪い状況の時は、判定をしないか緩い判定になります。 メーター画面で、現在のGPSの精度を確認できます。スピード表示の左側に以下のように表示されます。この表示はGPS検出チェックの有効/無効に関係なく常に表示されます。

f:id:bizstation:20180601174006p:plain

精度
5m以下
10m以下
20m以下
- 20-80m
不明

また、後で計測のログを見る際にコーストレースする現在の位置を示す点の色も同様に変化します。

走行前にGPSによるマグネット位置判定が有効か確認する

メータ画面の右下にコース名が表示され、色がグリーンで表示されます。マグネット位置情報が無い場合や設定が有効でない場合はオレンジ色です。

走行データを確認する

表示されたラップ一覧で、GPSフィルターが有効な場合、日付コース名の後ろに (GPS Check)と表示されます。

f:id:bizstation:20180601174321p:plain

GPSフィルターが有効が有効かどうかはデータ記録時に決定されません。条件が整っていれば表示時に有効/無効を設定で切り替えることができます。

また、各ラップのコース図中の現在位置を示す点の色がその時のGPSの精度を示します。

f:id:bizstation:20180601175530p:plain

制限事項

  • コースのマグネット情報がない場合は、設定を有効にしても従来通りのフィルターの無い動作になります。
  • 複数マグネットのコースの場合、コース内の1つのマグネット帯のみターゲットにできます。その他のマグネットは無視されます。
  • GPSの精度が悪い状況では、精度状況に応じて判定されないか、緩い判定になります。
  • ツインリンクもてぎは本コース/西コースに対応しています。東コースの場合は、チェックをOFFにしてください。

より高精度に

この機能はまだ始まったばかりです。フィルターの検証データも少ないため今後さらにデータを増やして精度を向上させていきたいと思います。

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Drogger用にワイヤレス充電器を試す

f:id:bizstation:20180511130150j:plain Droggerを耐久レースに使うには電源対策が要ります。耐久レースも色々ですが、3時間以上の場合です。ついでに、町乗りやツーリングでのスマホ使用も同様です。

Drogger本体ユニットは300円のモバイルバッテリーでも20時間以上もつので十分ですが、スマホは3時間くらいでローバッテリーになってしまいます。 スマホも補充電しながら走ればいいのですがこれが色々問題ありです。

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USBコネクターの問題

Droggerの開発当初はBluetoothでなくUSBケーブルで接続していました。本体ユニットの電源はスマホ供給だったりして都合がよかったのですが、USB差込部がすぐに接触不良を起こしてしてしまいました。何度もケーブルを変えたりするのですが、すぐにダメになります。

また、USBケーブルを挿すとそこは防水にならないものが多く、雨天はそのままでは使えません。そんな背景から接続部の無いBluetoothに変更した経緯があります。

とにかく、走行時に普通のUSBケーブルをスマホに挿すのは(バイクの場合)NGです。

ワイヤレス充電器

そこで、最近は3000円ほどで買えるワイヤレス充電器が使えないかと思い、試してみました。

f:id:bizstation:20180511130214j:plain
薄いレシーバ

f:id:bizstation:20180511130313j:plain
USB差込部

薄いレシーバをスマホの背中に貼り付け、小さなUSBコネクターを挿すのですが、通常のUSBケーブルとは大分違っていて、軽量で本体とほぼ一体化しているので振動による劣化がほとんどなさそうです。また常時付けたままですので差込部をシールすることもできます。

f:id:bizstation:20180511130340j:plain
充電器

充電 vs 消費

ワイヤレスのため充電電流は大きくなさそうなので、実際に充電しながらDroggerを動かしっぱなしにしてみました。

90%で始めて3時間経過しました時点で、電池残量は95%で少し増えていました。消費と充電量はほぼ同じくらいか少し充電が勝る感じです。(充電器やスマホによって変わるかも知れませんが)

f:id:bizstation:20180511130501j:plain (追記!その後さらに放っておいたら100%になっていました。)

充電器の防水

バイクに充電器を搭載するには、やはり防水対策しないといけませんが、スマホと違い対策したままでOKなので色々できそうです。ジップロックに入れて口を下にしておくだけでもいいですね。あいだにビニールとかがあっても問題なしでした。

充電機能付きスマホホルダー

こうなると充電機能付きのホルダーがあればとっても便利じゃないかと思って、充電器内蔵ホルダーを探しましたが、今のところ手ごろなものがなさそうです。

充電器だけなら、平べったいだけのものとかも出ています。さらに基板とコイルが剥きだしのDIYキットなんてのもありました。それらとと組み合わせてつくるしかないかなと思います。

まとめ

まだ、テストしはじめたばかりですが、電源問題を解消する本命にできそうな気配を感じます。 うまくいったら充電器内蔵のスマホメータパネルを作りたいと思います。 (スマホはUSBコネクターが本体真ん中にあるものでないとレシーバが合わないので注意が必要です。)

今回試したレシーバと充電器は以下のものです。 充電器 レシーバ

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ギアポジションセンサーなどのソフト改良

ギアポジションセンサー、今回はこれを中心にソフトウェア(Ver 1.2.52)の細かな改良を紹介します。

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ギアポジションセンサー

これは、物理的なセンサーではなくソフトウェアのセンサーです。スピードとエンジン回転数、ギア比、タイヤ外周からギアポジションを計算して表示します。 f:id:bizstation:20180501143256p:plain:w600

計算に使うスピードは、GPSとスピードセンサーの両方に対応します。スピードセンサーの方が更新頻度が高いため、より高速に反応します。ロードコースや町乗りなどの場合は、GPSでも問題ありませんが、カートコースなどではスピードセンサーが必要です。スピードセンサーが接続されている場合は自動的にそれを優先して使用します。

ギアポジションはスピードとエンジン回転数によるため、半クラッチ状態やオーマチック車などは正しく計算されませのでご了承ください。

センサー設定

ギアポジションセンサーを有効にするための設定を説明します。

f:id:bizstation:20180501134305p:plain:w200

項目 説明
1次減速比 マシンの仕様諸元を見ながらそのままの値を入力してください。
トランスミッションの減速比 マシンの仕様諸元を見ながらそのままの値を入力してください。
2次減速比 スプロケットで調整するいわゆるファイナルです。 14-40でしたら 40/14 = 2.8571 といったように計算した値を入力します。
半クラッチを多用する 半クラッチを多用する場合はチェックをつけてください。これを使用すると判定のタイムラグが少し大きくなります。

減速比の入力は項目が多いのですが一度入力すれば済みます。しかし、複数のマシンでアンドロイドを共有されている場合は都度変更するのはとても面倒です。そこで、これらの設定に名前をつけて保存し、簡単に復元する機能を追加しました。次項の「コースとマシンによる設定切替」をご覧ください。

コースとマシンによる設定切替

Droggerのアプリが成長するにつれて設定項目が増えてきました。それに伴いコースやマシンが変わった時は設定変更が大変です。そこで、現在の設定値にマシン名とコース名をつけて保存できるようにしました。同時にその名前で簡単に戻すことができます。 (コース名とマシン名に使用できる文字は、アルファベットとハイフンのみです。大文字小文字は区別されません。)

復元は[保存済み設定の管理]で行えます。また、保存済みの設定の削除も可能です。

f:id:bizstation:20180516152244p:plain:w400f:id:bizstation:20180516153351p:plain:w400

設定項目は以下の4種類に分類することができます。

  1. マシンに依存するもの
  2. コースに依存するもの
  3. マシンとコースの両方で決まるもの
  4. 上記とは基本的に関係ないもの

今回の追加機能は、1 ~ 3のものについてそれぞれ以下のように分けて保存されます。分けることで、マシンやコースの設定を使いまわすことができます。

1 マシン依存の項目

項目
回転パルス
ホイールスピード
ギアポジション - 1次減速比
ギアポジション - トランスミッションのギア比
ストロークセンサー
グラフスケール最大値 - ストローク
グラフスケール最大値 - 回転数
グラフスケール最大値 - 温度
インジケータ - 油温
インジケータ - 水温

2 コース依存の項目

項目
自動セッション区切り
ラップタイム - センサータイプ
ラップタイム - コースマグネットセクター数

3 マシンとコースの両方で決まる項目

項目
ラップタイム - 最小ラップタイム
ラップタイム - 最大ラップタイム
ギアポジション - 2次減速比
グラフスケール最大値 - 速度
インジケータ - シフトアップ回転数

マシンとコースの両方で決まる項目は、復元の際に初めての組み合わせで保存されていないことがあります。その場合、設定がない旨のメッセージが出ますので、上記5項目のみ設定してください。

スピードセンサーノイズフィルター

先月発売したスピードセンサーですが、コースなどの環境にある磁場に反応したり、センサーとマグネットの距離の調整具合により、異常値を検出することがあります。グラフで見ると、突起状の形状が上下どちらかに出ています。

ノイズフィルターはこれらをソフトウェアによって除去します。 通常はフィルターはONで問題ありませんが、センサー位置などを調整する際には無い方が都合が良い場合があります。そのような時は、[設定]-[スピードセンサー]-[ノイズフィルターを無効]をチェックにすることで無効にできます。 f:id:bizstation:20180501174758p:plain:w600

ロック画面の上に表示

タコメータのあるメータ画面が出た状態でスリープになったとします。その後電源を入れると、ロック画面ではなくすぐにメータ画面を表示するようにしました。これでわざわざロックを解除する必要なくすぐに走行を開始できます。

尚、パスワードやパターンなどでセキュアなロックの場合、メータ画面以外のセッションリストや設定を表示しようとするとロック画面が表示されます。

Bluetooth接続の維持

従来メータ画面以外の表示や画面スリープの際にBluetooth接続を切断していましたが、切断されなくなりました。これにより、接続状態が維持され、メータ画面に戻るとすぐにReadyになります。

ロギングやGPSは、従来と同じくメータ画面以外の表示や画面スリープで停止します。これにより、ムダなログの記録や電源消費をせずに、使い勝手を向上させました。

尚、本体ユニットの電源OFF、アプリの終了、本体ユニットとAndroidの通信距離外などの場合は従来と同じくBluetoothは切断され、使用時に再接続されます。

強制的にBluetooth接続を切りたい場合は、本体ユニットの電源を切るか、アプリのメイン画面(タコメータのある画面)でバックボタンにてアプリを終了してください。ホームボタンの場合は、アプリはバックグラウンドで待機状態となるためBluetoothは切断されません。

エンジン停止による画面ライト強制ONの解除

メーター表示では、走行中に画面がスリープして見えなくならないように、常に画面ライト強制ONにしています。 新しいバージョンでは、エンジンが指定時間停止したら、画面ライト強制ONを解除するようにしました。ピットに戻ってエンジンを停止すれば、自然にAndroidがスリープするようになります。従来はAndroidの電源を切る必要があり、切り忘れると電池を消費してしまっていました。

時間の設定は[自動ログOFF時間]で行います。

エンジン始動によるAndroid自動ON (Wakeup機能)

Androidがスリープした状態で、エンジンを始動すると自動でAndroidの電源を自動でONにする機能です。 この機能はまだテスト段階ですがソフトウェアにはすでに組み込まれました。作動に以下の条件があります。

  1. 本体ユニットファームウェア Ver 6.35以上。
  2. 本体ユニットの電源は常にONでBluetooth接続を維持できる状態であること。
  3. エンジンが停止した状態でAndroidがスリープになること。
  4. Androidがスリープになる際に、アプリと本体ユニットがBluetooth接続された状態であること。(バックグラウンドでの動作でもOK)

実際にAndroidの電源が入るまでに数秒のタイムラグが発生することがあります。Android内で、メモリー確保のためにDroggerが自動終了された場合などは作動しないことがあります。

タコメータの右側表示

[設定]-[タコメータ]-[右側に配置する]で、従来左側のタコメータを右側に表示できるようにしました。

f:id:bizstation:20180501175518p:plain:w600

Android 8と雨天用スクリーンロックについて

Android 8はOSの仕様が変更になったため、雨天用スクリーンロックを行ってもナビゲーションバーだけはロックできなくなりました。そのため、ナビゲーションバーに水滴が当たることで別の画面になってしまったりすることが発生します。

Android 8を雨天時に使用する場合は、雨天用スクリーンロックとともに、ナビゲーションバー部分を厚手のテープを貼るなどして物理的に水滴ガードが必要です。Android 7.1以下の場合は、雨天用スクリーンロックだけで完全にガードできます。

このAndroid 8の仕様には問題があるとGoogleに報告を挙げておりますが、今のところ今後については不明です。ただ、非常に多くのベンダーが問題として挙げていますので変わることに期待したいと思います。

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Drogger スピードセンサー

Droggerのセンサーに新しくスピードセンサーが加わりました。今回はこのスピードセンサーを紹介*1します。

正確なスピードの記録は想像以上に有用で、エンジンやパーツの比較、ライディングの違いによるコーナー速度や最高速比較などをとてもわかり易く行うことができます。

スピードセンサーはホイールに取り付けたマグネットと磁気センサーで回転速度を計測しスピードを計算します。計測サイクル50Hz*2の高精細なログ記録が可能です。

(AndroidのGPSだと1Hz(1秒に1回更新)、データロガー用のGPSのほとんどは10Hz以下です。ホイールに3つのマグネットの場合、時速約25Km/h以上で10Hz以上のパルスを生成します)

特徴

  • 高分解能 (0.3Km/h)
  • スピード計算専用CPUを内蔵
  • 最高速度 17インチ 380Km/h 12インチ 310Km/h
  • 1ホイール当りマグネット3個
  • 軽量・強力マグネット (1個 0.3g)
  • マグネット・センサー間距離はゆとりの25mm
  • 前後ホイール同時計測可能
  • A/F・T1・T2・T3いずれかの空いているコネクターに接続可能

アプリの設定

ホイールの回転速度からマシンスピードを計算するために、事前にアプリでタイヤ外周長の設定します。マグネットは基本3個ですが、低速なコースなどでレスポンスを上げたい場合は6個まで増やすことが可能です。

タイヤ外周長は平らなところでマシンを押し、タイヤを一周させてその距離を測ってください。

[入力]の設定でセンサーを接続したコネクターから[フロントホイールスピード]を選択します。(リアホイールの場合はリアホイールスピード)

取り付け

マグネット

追加情報 (2018/10/23)
推奨するマグネットの取付位置を、ホイールリムからハブ部に変更いたしました。一部の車両(タイヤ)でタイヤのビードワイヤーが強い磁気を帯びている場合があり動作が不安定になることが判明いたしました。
このようなタイヤによる不安定を防止するためビードから遠いアクスルに近い位置を推奨します。

マグネットは円筒形(Φ3 × 6 mm)で長手方向の両端がS/N極です。取付方向にS/N極の向きどちらでも構いませんが、すべて同じ向きにホイールのハブ部またはディスクプレートホルダーに取り付けます。

同じ向きにするために、マグネットを棒状に3個くっ付けてそれぞれの先端にマーキングをします。マーキングがホイールの回転方向に対して同じ向きになるようにしてください。また、マグネット長手方向がホイール外周に沿うような向きにします。

  • 取り付けはエポキシ接着剤またはテープなどで絶対に外れないように強固に行ってください。
  • テープの場合は遠心力で取れないようにガムテープ等でマグネット全体を包むようにしっかりと張り付けてください。
  • ディスクプレートホルダーに取り付ける場合は、熱の問題を避けるために、可能な限りアクスルに近く温度が高くなりにくい場所に取り付けてください。

センサー

マグネットは非常に強力で、センサーまで約25mmの距離を取ることができます。ステーなどを使ってマグネットに対して図のような向きになるように取り付けてください。 マグネットの長手方向とケーブルの取り出し方向が同じ向きです。下図のように検出部がマグネットから25mm以内になるように取り付けてください。

2018/04/09 追加情報
検出部とマグネットの距離ですが、ホイール手回しで検出できるぎりぎりまで遠ざけてから数ミリ近づけた辺りが最も安定して検出できます。25mmは無視していただきそのように調整してください。
距離が近すぎる場合、S/Nそれぞれの極で検出してしまい、高いスピードを示してしまうことがあります。

本体ユニットとの接続は、A/F・T1・T2・T3のいずれかのコネクターに接続します。

よくあるトラブル

磁気を帯びたブレーキディスク

センサーをブレーキディスク板のある側に取り付けた場合、ディスク板が磁化されていて正しく動作しない場合があります。

ディスク板が磁化されているかどうかは、方位磁石(100円ショップ等で購入可)を使って調べることができます。以下は磁気を帯びてしまっているディスクの動画です。

youtu.be

次の動画は、消磁器を使って先ほどのディスクの磁気を除いたものです。ディスクを外さずに行ったためわずかに磁気が残っています。通常この程度であれば問題ありません。

youtu.be

磁気を帯びたバランスウェイト

最近のバランスウェイトは鉄製のものがあります。(鉄製は磁石に着きます)ブレーキディスクと合わせてバランスウェイトも磁気を帯びていないか確認を行ってください。

注意!!

  • マグネットをブレーキディスクに吸着させるだけの固定は絶対に行わないでください。マグネットを高温(約300℃)にさらすと磁力が無くなり飛散する恐れがあります。
  • マグネットは強力ですので、磁気カード・パソコン・携帯電話・医療機器・その他電子機器などに近づけないように注意してください。

スピードセンサーでさらにDroggerを楽しんでいただけたらと思います。

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*1:この記事は製品の紹介記事であって取扱説明書ではありません。ご使用の際は必ず取扱説明書をお読みください

*2:本体ユニットのリビジョンが 6.32且つ T1 T2 T3への接続の時のデータの更新頻度は10Hzです。本体ユニットをお送りいただくことで6.34へリビジョンアップ(3,000税・送料込)できます。

Drogger RPM(回転数)信号の取り方

Droggerを接続する際に、車種別に異なるのがRPM(回転数)信号の取り方です。今までいくつか紹介してきましたが、まとめたものをご案内*1します。

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接続先の種類

回転数を示す信号には以下のものがあります。また合わせて使用するDroggerのケーブル型番を示します。

番号 種類 ケーブル型番 形式 電圧 パルス数/回転
1 パルサー(クランクシャフトポジションセンサー) SG001 アナログ 10 ~ 100V 1 ~ 24
2 CDIから出るタコメータ用パルス信号 SG001 デジタル 5~12V 1~2
3 ECUから出るタコメータ用パルス信号 SPHRCD デジタル 5~10V 1~2
4 ECUから出るCAN信号 - - 5V -
5 イグニッションコイル1次側信号 SG001 +SG001-1 アナログ 12 ~ 400V 0.5 ~ 2

以上5種類ありますが、この中で「 ECUから出るCAN信号」はDroggerに接続することはできません。

接続先の決め方

車種によって適切な接続方法がありますので順に説明します。取り付け車種の仕組みに合わせて適切な方法を選択してください。

パルサー

インジェクション、キャブ車を問わずほとんどの車種で、パルサーからの取得が可能です。パルサーは、クランクシャフトポジションセンサーやCKPなど別の名前で呼ばれることもありますが仕組みなどはほぼ同じものです。

仕組みはローターなどに設けられた突起とセンサーによってパルスを誘電します。多くの場合突起の数が1回転あたりのパルス数になります。キャブ車の場合あまり正確なクランクポジションを必要としないため突起は1~2個程度です。 インジェクション車の場合は 9~24個と数が多くなります。 ケーブルは標準で付属するIGケーブルを使用します。

IGケーブル

Droggerは10~100Vで36個までのパルサーに対応できます。(この範囲にないものはほとんどありません)

CDIから出るタコメータ用パルス信号

この信号はNSF100やNSF250などHONDAの電気式の丸形12V駆動のタコメータ用のものです。通常3極のWPCコネクターでタコメータに接続されています。 ケーブルはパルサーと同様に標準で付属するIGケーブルを使用できます。

NSF100でこの信号の出ていないCDIを使用している場合は、パルサーから取ってください。

ECUからのタコメータ用パルス信号

ECUからタコメータへのRPM信号
インジェクション車の場合ECUからタコメータ用パルス信号が出ているものがあります。配線図やマニュアルで確認できます。これがある場合はここから取るのが一番正確で安全です。

追加情報 (2021/06/30)
この方法は、最新のCAN通信のECUでは使えないことが多いため、SPIJCケーブルは廃盤となりました。代わりにパルサーから取る方法に統一したいと思います。

ケーブルは、SPIJCを使用します。 GROMについてはデータロガーコネクターに、SPHRCDを使ってワンタッチで接続できます。

ただ、最新のインジェクション車では複雑な配線を簡素化するために、タコメータへの回転数信号が、CAN(Controller Area Network)による通信で行われるものが出てきています。この場合はインジェクション車であってもタコメータ用パルス信号は出ていません。その場合はパルサーから取るようにします。

イグニッションコイル1次側信号

CDIやフルトランジスタ点火からイグニッションコイルの1次側信号を回転数の信号として取ることができます。

ケーブルは標準で付属するIGケーブルに、SG001-1 IGコイルプライマリーアダプター介して使用します。

IGコイルプライマリーアダプター

レーシングカートなどでパルサーと点火制御が一体化していてパルサー信号を取れない場合はこの方法で接続します。1次側信号は非常に高電圧ですので必ず、IGコイルプライマリーアダプターを介して接続してください。また、接続はコネクタや半田付け絶縁処理をしっかりと行うようにしてください。電圧が高いのでノイズが出ないようにしっかりとした配線が必要です。

ECUから出るイグニッションコイルの1次側信号も取ることができますが、2回転で1パルスのものが多く正確さに欠けるうえにノイズの問題もありますのでお勧めしません。

接続方法

接続はHRC車のWPCコネクター接続できるものを除いて、すべて車両の配線を分岐して行います。分岐の際はコネクターや半田付けを行いしっかりとした絶縁処理をしてください。接触不良や絶縁不良があるとノイズや誤動作の原因になります。

パルサー

パルサーの信号は2本で、うち1本はGNDに繋がっていますので、もう一方を+信号と呼びます。(正確には交流ですので+ -はありません)

+信号の配線色は車両ごとにことなりますので、それぞれの配線図で確認します。

パルサー IGケーブル
+信号
ボディーアース

パルサーの信号は、CDI等に接続されていますが、そこでの電力消費が大きい場合正側の波形が乱れ、正しくパルスを幅を測定できないことがあります。そのような場合は灰色・黒色の線を逆に接続し、負側の波形を利用するようにします。Droggerは半波のみ使用しますのでこのような対応が可能です。

CDIから出るタコメータ用パルス信号

この信号は、WPC3Pコネクターから分岐を取ります。

WPC3Pコネクター IGケーブル

ECUからのタコメータ用パルス信号

この信号は、ECUからメータユニットの間のどこかで分岐をとります。多くの場合、配線の束ですので専門の技術が必要です。不慣れな方は専門家にお願いするほうが良いかと思います。

HRC GROMは、SPHRCDを使えばカプラーを挿すだけで接続できます。RPM・12V電源・スロットルポジションが接続されます。

SPHRCD

イグニッションコイル1次側信号

接続方法は、パルサーの場合と同様に行います。DroggerのIgnコネクターにIGコイルプライマリーアダプターを接続し、それにIGケーブルを接続します。

車種別一覧表

すでに確認している車種の一覧表です。同じ車種で複数の方法がある場合もあります。 また、年式は確認時のものであって前後する年式でも同様なものもあります。

メーカー 年式 車種 接続先 配線色 電圧 パルス数/回転 備考
HRC ALL NSRmini NS50R パルサ 青/黄 100 2
HRC ALL NSF100 パルサ 青/黄 25 1 タコ出力のないCDIの場合
HRC ALL NSF100 CDI 12 1 WPC3Pコネクタ
HRC ALL NSF250 ECU 12 1 WPC3Pコネクタ
HRC/HONDA ALL GROM 4 5 パルサ 青/黄 25 9
HRC ALL GROM 4 5 ECU 黄/緑 5 2 WPC4Pデータコネクタ
HRC ALL CBR250R パルサ 青/黄 未確認 未確認
HRC 2017 CBR250RR パルサ 青/黄 未確認 未確認
HRC 2007 CBR1000RR パルサ 黄/緑 未確認 未確認
HRC 2009-2013 CBR1000RR パルサ 未確認 未確認 未確認
HRC CBR600RR ECU 黄/緑 5 2
HONDA ALL NSR50/80/NS50 etc パルサ 青/黄 100 2
HONDA ALL XR100モタード パルサ 青/黄 25 1
YAMAHA YZ85 IGコイル1次側 未確認 1 橙-黒 GND-灰接続
YAMAHA CygnusX パルサ 黒/青 20 11
YAMAHA YZF-R125 パルサ 20 11
YAMAHA 2017 YZF-R6 パルサ 灰(Gy) 未確認 未確認
YAMAHA 2015 YZF-R1 パルサ 灰(Gy) 未確認 22
KAWASAKI 2014 Ninja1000 ECU 赤/黄 10 2

注意事項

  • DroggerのリビジョンがRev1の場合HRCデータロガー用ハーネスは使用できません。ロガーユニットのアップグレードプログラムをご検討ください。
  • YZF-R1・CBR250RRなど突起の数が12個以上のパルサーに接続する場合は、リビジョンがRev3以上でなければなりません。Rev1・Rev2の場合はファームウェアのアップデートが必要です。ファームウェアのアップデートはビズステーションまで本体を送りいだたく必要があります。

事例記事

過去に書いた具体的な事例です。

drogger.hatenadiary.jp

drogger.hatenadiary.jp

drogger.hatenadiary.jp

Droggerの詳細・ご購入は https://www.bizstation.jp/ja/drogger/

*1:この記事は製品の紹介記事であって取扱説明書ではありません。ご使用の際は必ず取扱説明書をお読みください

セッティングデータの記録

f:id:bizstation:20180129131254p:plain

Droggerアプリは、ロギングしたデータにセッティングデータを追加できます。追加する情報をタグと呼んでいます。データに付けるラベルのようなものです。

後でデータを見たときに、状況やセットの内容がわかってとても便利です。 アプリガイドには記載がありますが、結構多くの方が知らずにいらっしゃる様ですので改めてご紹介します。 是非使ってみてください。

タグの追加方法

  1. データの一覧画面を表示します。
  2. 追記したいデータを長押しします。 f:id:bizstation:20180129144513p:plain
  3. アクションバーの鉛筆マークをタップします。タグ一覧が表示されます。
  4. 右上の + (プラス)マークをタップします。
  5. 追加する項目リストから追加した項目を繰り返し選択します。 f:id:bizstation:20180129132036p:plain
  6. 入力ダイアログが表示されたら、値を入力して[OK]をタップします。
  7. 入力した値が追加されたタグ一覧が表示されます。 複数の項目を入力したければ手順3以降を繰り返し行ってください。

さらに詳しい内容はアプリガイドのタグ機能をご覧ください。

便利なタグのマージ機能

便利なタグのマージ機能は、本日公開のアプリより追加された新機能です。

概要

毎回の走行データにすべてのデータを記録するのは面倒です。そこで、その日の朝一番のデータにのみ詳しい情報を記録し、それ以降のデータには変更した部分のみ記録します。

この状態でタグのマージ(結合)を行うと、変更したタグに加えて前のデータから変更の無いデータを引き継いで表示できます。

トップの画像はマージした状態のものです。以下はマージ前の状態です。 f:id:bizstation:20180129133459p:plain

同じ項目、例えば「メインジェット」を走行ごとに変更した場合は、より新しい情報で上書きしていきます。

マージされるのは、同じ日の同じ場所のデータです。異なる場所や異なる日のデータはマージされません。

マージのやり方

データの一覧画面のアクションバーにある[MARGE TAGS]f:id:bizstation:20180129134040p:plainをタップします。マージしない状態に戻すには[UNMARGE TAGS]をタップします。

マージするも解除するのも、とても簡単です。

Droggerの詳細は https://www.bizstation.jp/ja/drogger/

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