Droggerを耐久レースに使うには電源対策が要ります。耐久レースも色々ですが、3時間以上の場合です。ついでに、町乗りやツーリングでのスマホ使用も同様です。
Drogger本体ユニットは300円のモバイルバッテリーでも20時間以上もつので十分ですが、スマホは3時間くらいでローバッテリーになってしまいます。 スマホも補充電しながら走ればいいのですがこれが色々問題ありです。
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USBコネクターの問題
Droggerの開発当初はBluetoothでなくUSBケーブルで接続していました。本体ユニットの電源はスマホ供給だったりして都合がよかったのですが、USB差込部がすぐに接触不良を起こしてしてしまいました。何度もケーブルを変えたりするのですが、すぐにダメになります。
また、USBケーブルを挿すとそこは防水にならないものが多く、雨天はそのままでは使えません。そんな背景から接続部の無いBluetoothに変更した経緯があります。
とにかく、走行時に普通のUSBケーブルをスマホに挿すのは(バイクの場合)NGです。
ワイヤレス充電器
そこで、最近は3000円ほどで買えるワイヤレス充電器が使えないかと思い、試してみました。
薄いレシーバをスマホの背中に貼り付け、小さなUSBコネクターを挿すのですが、通常のUSBケーブルとは大分違っていて、軽量で本体とほぼ一体化しているので振動による劣化がほとんどなさそうです。また常時付けたままですので差込部をシールすることもできます。
充電 vs 消費
ワイヤレスのため充電電流は大きくなさそうなので、実際に充電しながらDroggerを動かしっぱなしにしてみました。
90%で始めて3時間経過しました時点で、電池残量は95%で少し増えていました。消費と充電量はほぼ同じくらいか少し充電が勝る感じです。(充電器やスマホによって変わるかも知れませんが)
(追記!その後さらに放っておいたら100%になっていました。)
充電器の防水
バイクに充電器を搭載するには、やはり防水対策しないといけませんが、スマホと違い対策したままでOKなので色々できそうです。ジップロックに入れて口を下にしておくだけでもいいですね。あいだにビニールとかがあっても問題なしでした。
充電機能付きスマホホルダー
こうなると充電機能付きのホルダーがあればとっても便利じゃないかと思って、充電器内蔵ホルダーを探しましたが、今のところ手ごろなものがなさそうです。
充電器だけなら、平べったいだけのものとかも出ています。さらに基板とコイルが剥きだしのDIYキットなんてのもありました。それらとと組み合わせてつくるしかないかなと思います。
まとめ
まだ、テストしはじめたばかりですが、電源問題を解消する本命にできそうな気配を感じます。 うまくいったら充電器内蔵のスマホメータパネルを作りたいと思います。 (スマホはUSBコネクターが本体真ん中にあるものでないとレシーバが合わないので注意が必要です。)
今回試したレシーバと充電器は以下のものです。 充電器 レシーバ
Droggerの詳細・ご購入は https://www.bizstation.jp/ja/drogger/