Drogger VRSCが複数クライアントに対応いたしました。 3台までのクライアントが同時接続できます。
また、2台目以降は一般的なNtripクライアントでアクセスできます。農業ナビなどで、他社製レシーバでVRSCを使用できます。
接続条件
3台のうち最低1台は、VRSCに必要なメッセージを送信するクライアント(Message Providerと呼びます)が必要です。具体的には、3台中1台はDG-PRO1RW(S)またはRWPで接続します。残りの2台はMessage Providerはもちろん一般的なNtrip Clientでもアクセス可能です。
仮想点
VRSCの生成するRTCMの仮想点は、最初に接続したMessage Providerの測位位置で生成されます。それ以外のクライアントのメッセージは処理されません。
有効なMessage Providerが切断された場合、他にMessage Providerになれるクライアントが接続中であれば、自動的にそれにスイッチします。
設定
VRSCを最新のファームウェア 1.1.57B以降に更新します。そのほかは特に変更の必要はありません。従来通りでOKです。(バージョン番号の最後のBはベータ版を示します。多くのテストを行っておりますが、正式版はもうしばらくお待ちください)
他社レシーバのクライアント
まず、DG-PRO1RW(S)またはRWPで接続します。2つ目の接続からは、他社レシーバのクライアントで接続できます。 クライアントの設定は以下のようにします。
WiFi接続(VRSC設定がデフォルトの場合)
項目 | 値 |
---|---|
SSID | VRSC |
パスワード | 12345678 |
Ntripクライアント
項目 | 値 |
---|---|
ホスト | 192.168.4.1 |
ポート | 2101 |
マウントポイント | VRSC |
GGA送信 | なし |
ユーザー名 | なし |
パスワード | なし |
参考
クライアントの接続が切れたあと、VRSCの認識する接続数が減るまでに1分ほどかかる場合があります。3台分埋まっていた場合は少し時間を空けて接続を行ってください。尚、時間がかかるのは、距離が遠くなり接続が失われたり、クライアントの電源をいきなり切った場合などに発生します。正しく切断された場合はすぐに利用可能です。
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