Beyond your wall with Drogger

ドロガーで壁を越えよう

RWS デジタル水平器など

デジタル水平器

Drogger-GPS( 2.12.212) 更新のお知らせです。

今回の更新は主にRTK測量に関する改良です。

デジタル水平器

9軸デジタルモーションプロセッサー(DMP)を使用したデジタル水平器が使えるようになりました。

RTKポールなどの高感度な水平器と同レベルの感度があります。ディスプレイで表示しますので、夕方や夜間など暗いところでも照明なしで使用できます。

使い方は以下をご覧ください。

drogger.hatenadiary.jp

デジタル水平器を簡単に使えるようにするため、受信機の取付向きを指定する必要がありますが、RWPとRWX(.DC)ではモデルを選ぶだけで設定できるようにしました。

Waypointログ

Waypointログで細かな機能追加を行いました。

  1. 開始ダイアログでの点番号入力
  2. RTK測量などで、往復で同じ点を観測する場合、復路にて往路と同じ点名・点番にできるように位置からそれらを検索できるようにしました。復路では検索ボタンを押すだけで点名・点番の入力が完了します。
  3. アンテナ高の入力最大値を10.0mに制限しました。誤ってcmの値を入力してしまうことを防止します。アンテナ高が180cmのとき「180」と入力してしまうことを防止します。正しくは「1.80」です。
  4. Waypointファイルのヘッダー情報で受信機名を編集可能にしました。

Waypoint 点名検索の詳細

Waypointの点名検索は、直近のログから検索を開始し、現在の位置から1m以内の点が見つかるとそれを採用します。最大10個のWaypointファイルを検索します。

CLASでの手簿・記簿

RWS.DC(M)ではCLASが使用できますが、RTCMを生成しないため基準局座標を得ることができません。そのため、従来のRTK法の手簿・記簿は出力できませんでした。

しかしながら、純粋な記録として出力できるよう、「GNSS観測 手簿・記簿」として基準局座標と関係しない項目のみ表示・印刷ができるようにしました。これはCLASに限らず単独測位のWaypointログでも同様です。

その他

  1. 移動局のNtripCasterタイプでRtk2goを選択した際にユーザー名の入力を可能にしました。
  2. RWS.DC(M)のシリアル拡張モジュールでボーレートが設定できない不具合を修正しました。
  3. RWS.DC(M)のSDカードの自動ロギングの状態表示の不具合を修正しました。

今回のRTK測量に関する改良は、今後Drogger ProcessorでWaypointを取り込んで網平均計算などを行うための準備です。


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