動画処理ソフトMJpegの更新のお知らせです。
Drogger Processorを更新またはインストールしていただくと最新のMJpegがイントールされます。
2025/8/23
2025/8/22日のリリースでフォルダの初期化に失敗する場合がありましたので修正したものをリリースいたしました。
主な更新内容
- プロジェクト管理をできるようにしました。
- GCPをRTKで測量する場合、Waypointファイルからマーカーcsvを生成できるようになりました。標定点と検証点の分類も可能です。
- 画像名にプレフィックスを追加できるようにしました。フライトログ内のファイル名にもプレフィックスが付きます。
- 切り出し画像の先頭と終了画像を除外するフィルター機能を追加しました。
- 切り出し画像間のカメラ位置距離でフィルタリングできるようにしました。
- metashapeでの自動処理に対応しました。
- ユーザーズマニュアルを新たに構築しました。
更新内容の詳細
プロジェクト管理
ワークスペースを指定し、配下にプロジジェクトフォルダを作成します。プロジェクトにはMJpegの設定を記録したプロジェクトファイルが生成されます。また、画像やフライトログなどもプロジェクトごとに分けて管理できます。
MJpeg ユーザーズマニュアル - プロジェクト
マーカー管理
GCPをRTKで測量する場合、Waypointファイルから解析ソフト用のマーカーcsvファイルを生成できます。

Waypointファイルを読み取るとマーカー座標タブで一覧の表示と、標定点と検証点の分類ができます。

マーカーcsvファイルは、画像やフライトログと同じフォルダ出力されます。
画像名プレフィックス
複数の動画により一つの解析を行う場合、デフォルトでは画像名が重複してしまいます。これを回避するためプレフィックスを指定できるようにしました。
プレフィックスに f_と指定すると f_0001.jpg といった名前で保存されます。
フィルター機能
一定距離での出力
概ね一定のカメラ位置間隔で画像を出力できます。
- 切り出し間隔を従来より細かく指定します。
- 前画像との距離を 50cmといったように指定します。

- このようにすることで、前画像との距離が短い場合その画像は除外されます。概ね等間隔のカメラ位置画像にすることができます。
メリット
- 無駄な画像を減らすことで処理時間を短くすることができます。
- 撮影中に立ち止まったりしてもあとで画像削除などの手間を大幅に削減できます。
撮影開始と終了時の画像フィルター
- 撮影時と終了時それぞれ50枚の画像について、rollとpicthが20°以上の画像を除外します。
- これにより、不要な画像を自動除外できます。
- 意図的にアンテナを45°傾けておき、準備ができた時点でまっすぐにするといったアクションスイッチのようにも利用できます。
metashapeでの自動処理
metashapeユーザー向けに、自動処理機能を追加いたしました。画像、フライトログ、マーカーファイルなども自動処理できます。
単純なオルソ画像生成であれば開始ボタンを押すだけで全自動で生成できます。
- 写真解析タブでパラメータを指定します。マーカー自動認識用にAprilTagの種類などが指定できます。
- AprilTagの場合、metashapeの自動認識とマーカーファイルを自動でマッピングします。マッピングはマーカー番号と点番号で行われます。

- ワークフロータブでタスクを指定します。

ユーザーズマニュアル
新規にユーザーズマニュアルを構築いたしました。MJpegのヘルプから参照できます。

今後の予定
- Reality Scanの自動実行
- PPSを撮影した動画からの自動時刻同期
- 360°カメラ対応
などを予定しています。
乞うご期待!
Enjoy with Drogger
Droggerの詳細・ご購入は https://www.bizstation.jp/ja/drogger/