Drogger-GPSアプリのカメラ機能について説明します。
機能
- 写真と動画の撮影ができます。
- 写真の場合、画像に受信機の現在の位置を記録します。
- x0.*を選択すると広角をサポートしているカメラの場合最も広角な設定で撮影できます。
- x2を選択すると2倍ズームで撮影できます。
- 撮影すると写真や動画のサムネイルアイコンが表示され、タップすることですぐに確認できます。
- 動画品質は、4K, FHD, HDから選択できます。
- 動画の場合先頭フレームの時刻を記録したNMEAファイルが記録されます。
- 動画の場合、NMEAログの開始を同じ画面から行えます。
制限事項
- 動画品質や、広角などは端末よって機能がないものがあります。
- 現状動画の撮影レートは変更できません。(カメラ毎に自動で最適化されます)
- カメラのハードウェアは端末ごとにことなるため、すべての端末での動作を保証ものではありません。弊社ではGoogle Pixel 3 , 6, 9 /Druaforce / AQOSU R2などで動作を確認しています。
- 撮影された動画や写真の品質は、端末のカメラアプリと異なります。これは、アプリによって最適化や現像(後処理)が異なるためです。
- インターバル撮影には現状対応しておりません。代わりに動画から写真の切り出しが可能なソフトウェアを用意しています。
写真と動画の撮影
地図の中のカメラアイコンをタップするとカメラが起動します。


- 撮影ボタンで撮影します。
- 撮影が終わると、ボタンの横にサムネイルが表示されます。
- サムネイルをタップすると、フル画像を表示できます。動画の場合は、再生できます。
動画を撮影した場合は、先頭フレーム時刻をVDO_yyyymmddhhmmss.nmea.txtという形式の名前で記録します。このファイルは、Data listのnmeaタブで確認できます。 この時刻については、この記事の最後にある動画のフレーム時刻をご覧ください。
撮影した画像と動画リスト
- アクションバーのフォルダアイコンをタップします。
- 一番右にある IMGタブをタップします。

撮影日時に新しい順にサムネイル一覧が表示されます。また、日付ごとに区切りが入ります。 - サムネイルをタップするとフル画像の表示や動画の再生ができます。
- フル画像をタップし、アクションバーのインフォメーションマークをタップするとEXIF情報を確認できます。


Waypointに写真を追加する
記録したWaypointに写真を追加できます。
- Data Listより、目的のWaypointファイルを開きます。
- 追加したい点名の右端にあるカメラアイコンをタップします。

- カメラが起動しますので撮影を行います。
- 保存をタップします。

保存操作が必須ですので注意してください。撮影してみてうまくない場合は保存せずに、撮影し直すことができます。
追加した写真の削除
- 削除したい写真を長押しします。
- サムネイル内に表示されたごみ箱アイコンをタップ
します。

- 削除確認が表示されますので[OK]をタップします。
Googleドライブ連携
Googleドライブ連携を有効にした場合、撮影した画像や動画は自動的にGoogleドライブにアップロードされます。
Google Drive連携を有効にするには以下をご覧ください。
https://drogger.hatenadiary.jp/drive
動画の時刻と位置情報
以下は、動画を使ってフォトグラメトリーなどを行う場合を想定した内容です。このような用途では、位置情報と撮影フレームの精密な時刻同期が重要です。
受信機は、衛星の原子時計と同期した正確な時刻を持っています。NMEA GGAなどに記録される観測時刻は誤差µsecオーダーしかない正確なものです。
対して動画撮影フレームには通常精密な時刻がありません。このため、どうやって正確な先頭フレーム時刻を得るるかが課題になります。
以下で説明する動画の撮影はDrogger-GPSで行う場合と別のアクションカメラや一眼レフなどの場合の両方を想定しています。
高精度時刻 Time Syncについて
Time SyncはDrogger-GPSのカメラ画面で表示される機能で、端末内で高精度な時刻が得られた場合緑色で表示されます。
Google Pixel 6以降などのAndroidでGNSS Raw Measurements機能に対応したモデルでは、端末内蔵GNSSを使って高精度な時刻を取得できます。
しかしながら、正確な時刻は取得可能なものの、先頭フレーム記録の通知タイミングに遅延のばらつきがありますので、端末により正確さに欠ける場合があります。 正確さを要求する場合は、PPS 信号を動画先頭で撮影し、正確なフレーム時刻を調べることをお薦めします。
PPS 機能
動画の正確な時刻を得る方法として、PPS 信号を撮影する方法があります。GNSS Raw Measurements機能が有効な場合、PPS信号を画面表示することができます。この画面表示にはほぼ遅延の無い方法を使用しています。
注意 2025/0522追記
GNSS Raw Measurementsはその端末の発売時のOSがAndroid 13以降のものが対象です。発売後のアップデートによってAndroid 13以降にしたものは、誤った報告をする場合がありますのでご注意ください。
まずこの機能はGNSSを使用するため、オープンスカイで1分以上経過してから起動させてください。衛星の受信できない環境で行った場合、精度が劣化している場合があります。
- メイン画面右上の ... メニューをタップします。
- PPS LEDをタップします。以下の画面が表示されます。

このまま、20秒以上画面が変化しない場合、GNSS Raw Measurements機能がないか精密時刻サポートのない端末です。有効な場合は以下の画面になります。

緑丸が正確な時刻を示します。各秒.000になると 100ミリ秒消灯します。その後の900ミリ秒点灯します。
動画の先頭でこの画面を撮影しすることで、あとで各動画フレームの正確な時刻を調べることができます。
GNSS Raw Measurements機能がない端末の場合、受信機にBluetooth接続することでおおよそのPPSを表示できます。(赤丸) このPPSは変動的な遅延で100msecほどの誤差がある場合がありますので精密同期は行えません。
動画先頭フレームの時刻を調べる
精密なPPSを動画先頭で撮影した場合は、Drogger MJpegを使って調べることができます。
- MJpegで[出力間隔]を1に設定します。
- 出力フォルダを指定します。
- 動画ファイルを指定し、[開始]をクリックします。
- 数秒したら、[中止]をクリックして切り出しを停止します。
- 出力フォルダを開いて、緑丸が消えている最初の画像を探します。その画像の名前の番号を確認します。(nとします)
- その後、緑丸が点灯に変わった画像の日付と時刻を読み取ります。
- 動画のフレームレートFPSを調べます。 (30fps 60fpsなど)
- 動画の先頭フレームの時刻は以下で計算できます。
先頭フレームの時刻 = 読み取った時刻 - (n-1)/FPS
また QRcodeをONにすると、LEDが消灯している100ミリ秒だけ、日付と時刻のバーコードを表示します。このバーコードは将来MJPegで自動的に読み取るための機能です。
位置の記録
Dorgger-GPSで動画を撮影する場合、カメラ画面にてNMEAの記録を開始することができます。
- 受信機とBluetooth接続します。
- 地図内のカメラアイコンをタップしてカメラを起動します。
- 動画をタップします。[GGAログ]をタップします。
ログの記録が開始されると、GGAログの文字色が緑色になります。
NMEAは、GGAとPRDIDが記録されます。GGAは位置情報で、PRDIDはIMUの情報です。
Enjoy with Drogger
Droggerの詳細・ご購入は https://www.bizstation.jp/ja/drogger/