Beyond your wall with Drogger

ドロガーで壁を越えよう

Drogger RWX 国土地理院 1級 GNSS測量機に!

とても嬉しいお知らせです。

弊社 GNSS受信機 RWXが検定をパスし、 20222/ 5/ 17 付けで国土地理院 1級 GNSS測量機として測量機種登録台帳に登録(No. 223)されました。これにより、国土地理院の基本測量を行える機器となりました。公共測量につきましても同様です。

2022/5/30 追記
2022/5/27付けでRWPも国土地理院 1級 GNSS測量機として測量機種登録台帳に登録(No. 224)されました。

2023/1/16 追記
2023/1/11付けでRWX.DCも国土地理院 1級 GNSS測量機として測量機種登録台帳に登録(No. 227)されました。
2023/12/04 追記
2023/12/04付けでRZS.D + HX-CSX601Aも国土地理院 1級 GNSS測量機として測量機種登録台帳に登録(No. 235)されました。

検定には、Drogger Processorによる基線解析と、観測手簿・観測記簿の出力までが含まれています。*1

この内容に関する注意点やご質問の多い内容についてご案内いたします。

基本測量におけるAndroid端末の機種制限

申請に際して国土地理院より、セキュリティーの観点からキャリア契約の無い専用スマートフォンでの利用を行うように指導を受けております。(対応できない場合は、測量機器登録不可)

対応としまして、提出資料にて
国土地理院の行う基本測量ではコントローラ端末にオプションの DruaForce Pro2 または後継のセキュア端末が必要です。
と追記させていただきました。

国土地理院の基本測量を行う際は、コントローラ端末として京セラ Dura Force Pro2および後継機Drogger-GPSをインストールしてご使用ください。

尚、端末ご購入後にキャリア契約され、SIMを搭載いただくのは特に問題ございません。「キャリア契約の無い専用スマートフォン」をご用意するのは製造販売メーカ-に課されるものであって、ご購入されたお客様に課されるものではございません。

オプションのDura Force Pro2および後継機は弊社購入ページよりお求めいただけます。

・参考資料 国土地理院 提出リーフレット RWX, RWP

尚、そのほかの測量(公共測量など)は特に指定がない限り、端末の制限はありません。また、Dura Force Pro2および後継機とそれ以外の端末での機能や性能差はありません。

RWXパッケージ

RWXの構成・定義についてご質問をいただいております。(RWX.DCも同様ですので、RWX.DCの場合はRWXをRWX.DCと読み替えてご覧ください。)

Q 既に販売済のRWX
既に販売済のRWXは、申請時と全く同じものですので登録機種です。

Q RWXにコンバートしました
他のDG-PRO1RWS搭載パッケージから、 弊社にてRWXにコンバートさせていただいたものは、正式なRWXですので登録機種です。
アンテナをお客様お持ち込みで作業した場合、Harxonの保証外(トレーサビリティ―も含む)のため対象外とさせていただきます。

Q RWXエンクロージャにDG-PRO1RW(Sなし)を組み込んだ
RWXは、受信部にDG-PRO1RWSとしています。RWXエンクロージャにDG-PRO1RW (Sなし)を組み込んだものは登録機種とはなりません。

Q RWS(標準アンテナパッケージ)にHX-CSX601Aを接続
RWS(標準アンテナパッケージ)にHX-CSX601Aを接続したものは、性能に差異はないものの、他者にRWXと証明することが困難ですので登録機種とはなりません。

RWPパッケージ

Q 既に販売済のRWP
既に販売済のRWPは、申請時と全く同じものですので登録機種です。

Q RWPにコンバートしました
他のDG-PRO1RWS搭載パッケージから、 弊社にてRWPにコンバートさせていただいたものは、正式なRWPですので登録機種です。

Q RWS(標準アンテナパッケージ)とANN-ADP120の組み合わせは?
RWS(標準アンテナパッケージ)とANN-ADP120の組み合わせは、基本的な性能に差異はないものの、外観やアンテナケーブルなど異なるため、登録機種とはなりません。

Q DG-PRO1RW(Sなし)に拡張モジュールを付け、RWP化したパッケージ
基本的な性能に差異はないものの、拡張モジュールの分アンテナ高に差異が出ることと、受信機がDG-PRO1RW (Sなし)ですので登録機種とはなりません。

アンテナPCVデータ

RWXおよびRWPのアンテナPCVデータは、Drogger Processorに内蔵しております。これは、NGSで取得できるNGS-14 絶対位相データとは異なります。内蔵データは国土地理院の指定する標準アンテナに対する相対位相データになっています。

アンテナ定数証明書の発行

アンテナ定数証明書とは

アンテナ定数証明書は、アンテナのPCVデータや寸法を記載したもので、基本測量、公共測量など測量業務において諸資料簿の一部として使用します。このような業務でない場合は通常必要ありません。

請求方法

弊社お問い合わせページよりご請求ください。ご指定いただいたメールアドレス宛にpdfにてお送りいたします。

フォームでは、証明書の宛名と弊社から販売させていただいたアンテナシリアル番号の2つを入力いただきます。

当面費用は不要で、無料で発行いたします。発行作業の業務負担がどれほどになるか現状不明ですが、大きい場合は実費(1000円程度)のご請求に変わる場合もありますのでご容赦ください。


Enjoy with Drogger

Droggerの詳細・ご購入は https://www.bizstation.jp/ja/drogger/

*1:Drogger Processorは計算簿(3次元網平均計算)の機能も含まれていますが、この部分は機種登録の範囲外です。