Beyond your wall with Drogger

ドロガーで壁を越えよう

Drogger Processor RTK法・ネットワークRTK法 対応

Drogger Processor でRTK法・ネットワークRTK法 での点検と網平均計算ができるようになりました。最新のDrogger-GPS (2.12.213)とDrogger Processor (1.0.0.56)で可能です。

RTK法は通常の基準局による方法で、ネットワークRTK法はVRS機能を備えたデータサービス会社の基準局を使う方法です。RTK法の基準局は実際の位置に固定ですが、VRS方式の場合、任意の位置に仮想の基準局を置くことができます。

RTK法・ネットワークRTK法 にはそれぞれ以下の3つの方法があります。

  1. 直接法
  2. 間接法2台同時
  3. 間接法1台準同時 (ネットワークRTK法のみ (作業規定の準則ではRTK法にはこの方法は明記されていない))

これらのうち、1と3に対応いたしました。間接法2台同時は、現在のところDrogger Processor では対応していません。

  • 直接法は、単路線でも環閉合を確認するために、同じ点を異なる2つの基準局を使って観測します。
  • 間接法2台同時は、1つの基準局で済みますが、2台の移動局で同時に異なる点を順に観測します。点検は環閉合で行います。
  • 間接法1台準同時は、1つの基準局で、1台の移動局を素早く点を移動して観測します。また、往復することで重複ベクトルで点検を行います。

どれも一長一短がありますが、間接法1台準同時がもっとも簡単に行えます。ただし、最も精度的に厳しい方法で受信環境が良くないと点検の規定内に収まらない場合があります。点検は、間接的に計算したベクトルの重複較差で水平2cm 垂直3cmは理論上の難しさがあります。

VRSによるネットワークRTK法の場合は、直接法が最も簡単でかつ、点検が環閉合ですのでパスし易い方法です。

今回、はじめてGNSSで測量を行う方も考慮しまして、機材なども含めた測量方法のガイドを作成しました。

drogger.hatenadiary.jp


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